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市政報告

【総務財政委員会】男女共同参画センター「ムーブ」の利用形態について

2022.01.12

皆さん、こんにちは!
北九州市を変革中の井上純子です。

実は、昨年から市の新たな方針で
「ムーブ」のフィットネスルームの利用を縮小していきたい、という方針提案がありました。

*資料はこちら********
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000961156.pdf
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ーそもそもムーブってなに。フィットネスルームってあったの?

と感じた方もいると思います。
実は、男女共同参画のために当時少なかった「女性も使いやすい運動施設」として、公費で設置・運営されてきました。※もちろん定額の利用料はいただいておりますが

ー最近は女性が使いやすい民間ジム増えてきたよ!公共施設は縮小しよう!

というのが市の提案。公費削減の観点もあるし、多くの方が知らないように、税負担する施設としては多くの人に利用されていない。男女共同参画とは?女性といっても色んな女性がいるし、そもそも性別だけのタスク分けは時代にあっていないと感じます。

ーしかし、利用者から反対意見多数!

利用者からすると、突然の方針発表。長く利用されていた方々は困惑。使いやすさや、利用料の面、利用していた運動機器を撤去されるのはもったいなど・・・

ー反対されるなら変更案は355度もどします(結局変えない)

という市の変更案の撤回。
議論のプロセスとしては良いと思いますが、「利用者の声」と「市マネジメント」としての調整は?と強く疑問に感じる状況。

ー公共施設マネジメントはどうなってるんだ。次世代の負担軽減は?

北九州市は「政令市で高齢化1位」「直近5年人口減少1位」「100万人どころかもう92万人」。
高齢化先進都市。なのに、過去のインフラ整備の借金を少ない現役世代で背負っています。
とにかく「何をけずるか」「損切り」の判断が今求められています。
そのために公共施設を減らして負担軽減していくはずだったのに進まない。
この計画では、生涯学習センターをムーブに集約していくはず。でもノープランだそう。
早かれ遅かれ、また利用形態の変更は決断するはず。こんな混乱だけ起こす行政アプローチは良くない。

ー市長は計画だけ作る。でも実現にむけてリードしない

まさに今回は1つの計画実現の一歩とも見えましたが、縦割りバラバラと方針決定するので、市民一丸となって議論が進まない。本当は「私たちの街はどうしていく?」と市ビジョンを伝えて理解を進めていくことが必要。

以上。
相変わらず市政運営は混乱していますが
次世代のことを考えると、厳しい意見を言っていくことは必要。
引続きあきらめずに頑張ります(/・ω・)/